幼児教室PAL パル・クリエイション

   
パル便り

パル便り「2012年度 3月号(リトル)」

 今年の冬は、次々に寒波の襲来があり、身の縮むような寒さの日が少なくありません。インフルエンザは中々下火にならず、追いかけて花粉の飛散がやってきます。快適に過ごすことが難しい季節ですが、賢く予防して子どもがひどく苦しまないようにしてあげて下さいね。

 さて、リトルクラスもあと一ヶ月足らずとなりました。あっという間の1年だったように思います。去年の4月に大泣きしていたのが嘘のように、皆が元気に遊べるようになりました。トイレトレーニングもみんなOkですね。そして一番大きな変化は、要求以来を人に伝えられるようになったことです。単に言語が発達したという理由だけでなく、今までお母さんとの阿吽のコミュニケーションだけだった子ども達が、お母さん以外の人にも信頼感を持つことが出来るようになり、少しずつ着実にネットワークを広げることが出来るようになった結果だと思います。これでようちえんに行っても保育者とのやりとりはスムーズにできるでしょう。同年齢の子ども同士のやり取りは、また新しいスタートだと思ってください。早く仲良くなれるよう、多いに子ども同士の関わりのチャンスを作ってあげてくださいね。そうは云ってもパルで過ごしたこの1年は、子どもがたくさんの関わりを体験出来た1年だったと思います。

 この体験は、確実に子どもの中に蓄積されていますから、幼稚園での集団生活に活かされてくるはずです。中には初めのうち気後れする子もいるでしょうが、お母さんは過度に心配せずに、子どもと一緒に幼稚園に通うこと楽しみにする姿勢で臨んでください。そうすることで子どもは案外早く集団にとけ込んでくれます。

    
子育ては どんな時でも前向きな気持ちで臨むことが大切!

 我が子が何かで困るんじゃないか、泣くかもしれない、怪我をするかも・・・等、トラブルが起きる前からマイナスの予想ばかりしていると、子どもはお母さんの不安をてきめんに感じとって、自らも理由のない不安を抱くものです。お母さん自身が子どものつまずきの原因にならないようにしましょう。
   
子どもの気持ちをよく理解し、子どもに添える大人でありたいものです。

 新年少さんは例年、幼稚園では初めのうちよそ行きの顔で緊張して過ごすらしく、パルでの方がリラックスして過ごせるようです。子どもに取って4月は生活の変化に戸惑う季節、幼稚園生活へのスムーズな移行のお手伝いをさせて頂きますので、何かありましたらいつでもご相談ください。