幼児教室PAL パル・クリエイション

   
パル便り

パル便り4月号(チャイルド)

 満開の桜が無情の雨にぬれています。まだ少し寒い日もあるようですが、
春が来ましたね。今年も新しいパルの授業が始まります。

 パルの教室は、4月7日からスタートします。幼稚園新入園の年少さんを新しい顔ぶれに迎えて、中・長それぞれに大きくなったお友達と一緒にまた楽しく活動をしていきたいと思います。”三つ子の魂百まで”と言われますが、この時期を充実して過ごすことが先々の生き方に大きく影響します。既成の
知識の詰め込みに終始するのではなく、如何に感じ、考え、自分を表出したり解放したり出来るようにすることが、大きな基礎を作ります。子ども達が自主的にたくさんのことを経験し、吸収していけるような場面を作っていきたいと思っています。

 パルの目指すところは、「覚える頭より、考える頭を育てる」です。そもそも幼児は大人より格段に優れた記憶力を持っていることは皆さんもご存知のことと思います。自主的に学び取る姿勢が育った子どもは、放っておいても様々なことを積極的に記憶していきます。問題なのは、その自主的な姿勢でいるべきことを無視して、記憶を強制する学習をさせることが、子どもを苦しめ、無気力な姿勢を作ってしまうことなのです。私たちは可能な限り、子ども達を受け身にさせない授業を目指していきたいと考えています。考える力を育てるのに欠かせないのが言語力の育成です。今までに増して授業にたくさんのディスカッションを交えて子ども達の説明力を高めるプログラムを用意していきます。
 新しい学期を、新鮮な気持ちで、エネルギッシュにスタートさせたいと思います。
 
< 今年度からパルに通うお子さんのお母様へ >

 お子さんとのコミュニケーションづくりは授業を進める上でとても大切ですが、それを支えて下さるお母様方とのコミュニケーションも又大切だと、私たちは考えています。折りに触れお話させて頂いて、お互いの理解を深めることが、お子さんを無理なく健やかに伸ばすことに繋がると考えるからです。私どもがどのような根拠で体操・造形を様々な形でお子さんに渡しているかは、月に一度お配りする「体操の要点」、ブログにアップする「造形の要点」や、見学日の後の懇談会等で説明させて頂きますが、私共の一方的な発信にならぬようお母様方のご意見も伺いたいと思いますので、是非紙面に目を通すことや懇談会へのご参加をお願いします。又、個人的なご相談もいつでもお受けしておりますので、お声をかけて下さい。