幼児教室PAL パル・クリエイション

   
パル便り

パルだより8月号(リトル

 このところ、猛暑日に迫る気温に辟易される日が続いています。体が疲れているのか、冷房のせいなのか、体調を崩す人も増えています。かと言って、耐えられない暑さの部屋で過ごせば、熱中症の危険もあります。ひと昔前はこの紙面で、安易に冷房に頼らずに過ごすことを提案していたように記憶しますが、
今はそんなことも言っていられなくなりました。でも、ただ室温を下げればいいとするのではなく、エコも含めて設定温度を28度にしたり、着るものの調節をしたりすることも必要です。うっかり室温設定が低過ぎたまま過ごしていると、体が心底冷えきっていて不快を感じることがあります。小さい女の子等、
かわいいとは思うのですが僅かしか体表面を覆っていない服を着ていることがありますね。そんな格好でソファーでウトウト等したら、あっという間に喉が痛くなり、その後熱が出る様なことになりかねません。どうぞ、暑さとの上手な付き合い方を工夫して下さい。

 4月にスタートしたリトルクラスは、あっという間に4ヶ月が過ぎ、ここからちょっと夏休みに入ります。たった4ヶ月かと思われるでしょうが、この間子ども達は目覚しい成長を遂げています。一人一人について、4月の時点と今を比べてみると、トイレに行けるようになったり、言葉が格段に増えたり、物事への集中力が高まったりと、赤ちゃんの顔から逞しい幼児の顔へと変貌しているのを感じます。

その一人一人が作る集団でも又成長の跡が顕著で、始めの頃は子ども同士の関わりよりも大人を介した活動に終始していたのが、今やあちらこちらで子ども同士の関わりが発生しています。微笑ましい会話が、あちこちで交わされていますよ。体の動きもどんどん巧みになってきて、何より挑戦しようという気持が育っています。

ただ、今からのお休み期間中のことが心配です。思いきり動くという習慣をしばらく休んでしまうと、元に戻すのに少し手間がかかります。暑いので、公園に行って下さいとはお願いできかねますが、お母さんもしくはお父さんとのスキンシップ体操等をお勧めします。

四つん這いになった大人の背中によじ登る、下をくぐる。お父さんの腕にぶら下がる。子どもを簡単には抜けられない程度に足の間に挟んで、子どもに脱出を試みさせる、等等。何も道具を使わなくても、子どもの体の各部位を動かす方法は色々あります。スキンシップの運動は、単に身体の発達に役立つだけで
ないことは、言うまでもありません。どうぞ、良い夏休みをお過ごしください。

授業のようすはこちらのフェイスブックよりごらんください。