幼児教室PAL パル・クリエイション

   
ひとりごと

パルだからこそできること
                           2015年1月

 今年、小学校受験を人たちの成果について、その傾向をお伝えしたいと思います。今年は私立受験に臨んだ子ども達が、高い合格率を上げました。現在年長の男女比が極端に偏っていて、女の子の割合がとても少なくかつ受験者も少なかったため、圧倒的に男子が結果を出しました。しかもどの子も生活パターンを崩さずに、パルの授業をしっかり受けながら試験に臨みました。
 以下に、私立小学校最難関と言われる学校に合格したお子さんのお母様の感想を掲載致します。彼は受験塾をトライしたものの、自身もなじまずお母さんも腑に落ちずで続けることが出来ず、結局三年間パルだけに通って受験しました。生活力を上げることに重点を置き、決して無理強いしないお母さんの姿勢は見事でした。

体験記

 パルクリエイションで過ごした3年間は、私達親子にとってかけがえのない時間でした。
常に子供の心に寄り添ってご指導くださった先生方に感謝の気持ちでいっぱいです。

息子がパルに通いはじめたのは、年少の4月からでした。
好奇心旺盛で物おじしない息子の長所を伸ばしてくれるお教室を探していました。
一般的な指示行動中心の体操教室や絵画教室に参加してみると、息子はあくびをしたり、ひどく退屈そうにしていたので、これでは大切な幼児期の時間を無駄にしてしまうな、と考えていた時に出会ったのがパルでした。
好奇心旺盛な息子は、パルのストーリー性を持たせた体操、造形のプログラムに引き込まれるように夢中になり、楽しそうに生き生きと活動をしました。ここなら安心して息子をお任せできると感じ、入会を決めました。

年少の時は、息子は意志の強さを発揮し、造形の時間には好きな色しか使わなかったり、自分の納得のいくことだけをやっていました。先生はそんな息子に無理に何かをさせることはなく、常に息子の意志、個性を尊重してくださいました。
先生方のそんな姿を見て、親としては無理矢理にでもみんなと同じにやらせたい気持ちをぐっと我慢して、子供の成長を待ち、見守る子育てを意識して過ごしました。

年中の時に、パルの先生から「そろそろ忍耐力を育て、様々なことに挑戦できる力を育てた方がいい」という旨のアドバイスを頂いたのをきっかけに、成長を待つ育児から、こちらから働きかけ、やりたくないことでもとにかく励まして(時には怒り)、頑張ることができる力を育てるように心がけましました。
朝にお散歩をすると体力がつくし、そこから気持ちも強くなるというお話もしていただいていたので、親子で楽しみながらお散歩をし、できる限り毎日沢山歩くように心がけました。
年中からは宿題をいただけるようになったので、自宅で楽しみながらこなしました。そこから息子の造形の弱点が見えてきたので、自宅で練習をする際の参考になりました。

年長の時は、生活の中にペーパーの勉強も組み込んでいました。量よりも質を重視して、理解すること、出来るようになることを楽しんで、親子で充実した勉強の時間を過ごしました。

夏休みには、パルの先生から「家の中で、お手伝いをさせると責任感が生まれて、成長しますよ」とアドバイスをいただいたので、お米研ぎを息子の仕事にして、毎日休まずご飯を炊いてもらうようにしました。また、感性豊かな幼少期は自然と沢山触れ合わせようと夫婦で決めていたので、沢山の野外活動を家族で楽しみました。山や海に行き、自然の中で夢中に遊べる環境を作りました。息子は昆虫が大好きなので、家の近所でも昆虫採集をしていました。
夏休みの間に、採ってきた昆虫の絵を描いたり、工作をしているうちに、息子は絵を描いたり、工作をするのがどんどん好きになっていきました。

秋になり、テストが近くなっても、出来るだけ通常の生活を心がけて過ごしました。

志望校の試験が終わって戻ってきた時に息子は、「今まで生きてきた中で一番頑張ったよ!!」と力強い瞳で私に報告してきました。
「最後まで頑張る力」を発揮できた息子は、無事に志望校に合格しました。

パルの先生方からの、要所での個性を見極めた的確なアドバイスは本当に素晴らしかったなと感じています。
息子は生きていく上で大切な「自己肯定感」や「自分で考え、頑張る力」をパルで育てて頂きました。