幼児教室PAL パル・クリエイション

   
パル便り

パル便り5月号(チャイルド)

 桜も散って、一気に気温が上がるのかと思っていたら、前日より10度も下がる日があったりして、なかなか定まりません。連休までにはうららかな気候になってくれるといいのですが。衣服の調節が必要ですね。

 3年前の大震災以降なかなか踏ん切りがつかず、パルの夏合宿は日帰りのイベントにしていましたが、今年は思い切って復活させることにしました。前回までは千葉の勝浦で行っていましたが、海を挟んで福島と対面の位置になるので、まだそこで行うことにはためらいがあります。様々な状況を考慮して探した結果、山梨県北杜市の増富温泉郷にある幼児にぴったりな宿泊施設と巡り会うことが出来ましたので、今回はここで実施しようと思います。年中・年長が対象です。詳しいことは連休明けにお誘いのお手紙でお知らせする予定です。実施日は、7月24日から26日の二泊三日です。それぞれのご家庭の夏のご予定を検討される際に、どうぞパルの夏合宿の日程も組み込んで下さい。よろしくお願いします。

 今年も造形の宿題配布を実施致します。年長は4月から、年中は10月から実施致します。過去の実績を踏まえて、更に改良を重ねたものをお渡し致します。 授業を進める上での補助として、巧緻性を高める(受験にも対応)手だてとして活用されれば良いと思いますが、あくまでも子ども主体の活動です。子どもが困らずに取り組んでいる時は、あえて手出しは無用です。楽しく取り組むことが原則です。

 授業の中では、導入時の子どもとのやり取りでなるべくたくさんの発言を引き出すようにしています。例えば年長「こま」の授業では、何故こまの軸は円の中心でなければならないか、といった質問をします。言語を駆使して説明することはこの年齢の子どもにはなかなか難しいのですが、一生懸命説明するのを聞いているとかなり核心を突いたことを言っているのが分かります。問題は口を開くことにためらいの無い子とそうでない子がいて、しゃべるに任せていると同じ子ばかりと関わることになりかねないということです。発言自体に気後れを感じる子、そもそもそのトピックスを考えていない子、それぞれに的確な対応をしなければならないと思っていますが、「考えることに慣れる」ことが一番必要かと思います。「何故そうなると思う?」等、常々子どもが自分の意見を発信出来るような会話をお家でも実践して頂けると、より効果が上がると思います。ご協力お願いします。