幼児教室PAL パル・クリエイション

   

パル便り

パルだより5月号

今年の春は、なかなか気温が安定しませんね。桜が満開になってからも、急に10度以上下がったり……。もうコートはいらないと思いますが、その日の天気の具合で衣服の調節を上手に行ってください。そして突然真夏日に近いほど気温が上がる日は、熱中症に注意だそうです。水分の補給をしましょう。

 連休明けに夏合宿の募集要項をお配りします。今年の合宿は7月22日から24日の2泊3日。木曜日から土曜日だったのを、一昨年から月曜日から水曜日に変更しました。この変更で、もしかしたら幼稚園の行事と重ならないで参加できる人がいるかもしれません。実施場所は例年通り、山梨県北杜市にあるリーゼンヒュッテという宿泊施設です。昨年参加の子ども達も、かなり精神的に鍛えられたようですので、ぜひふるってご参加ください。

授業の中では導入時の子ども達とのやり取りで、なるべくたくさんの発言を引き出すようにしています。年中の「輪ゴムロケット」では、ゴムの性質に気づかせ、ロケットにどんな力が加わって跳ぶのかを考えてもらいました。輪ゴムが伸びる、縮む、そんな単語に到達するまでにたくさんの言葉が行き交います。
年長の「こま」の授業では、何故こまの軸は円の中央でなければならないのかを考えてもらいました。 物理的な理解と言語を駆使して説明することは、年長児にはなかなか難しいのですが、言葉足らずでも結構核心をついた答えを返す子もいました。問題は、口を開くことにためらいのない子とそうでない子がいて、しゃべるに任せていると、同じ子ばかりと係ることになりかねないという事実です。発言自体に気後れを感じる子、そもそもの課題を考えていない子等、それぞれに的確な対応をしなければならないと考えていますが、まず「考えることに慣れる」ことが必要かと思います。「なぜそうなると思う?」等、常々子どもが自分の意見を発信できるような会話を、おうちでも実践していただけるとより効果が上がると思います。詰問はダメです。お母さんもご自分の思った事、感じたことを子どもに発信して下さい。毎日の会話が、一方通行の指示だけにならない様、豊かな会話を増やしてください。お願いします。

 

授業のようすはこちらのフェイスブックよりごらんください。